@article{oai:jin-ai.repo.nii.ac.jp:02000087, author = {高野, 秀晴}, issue = {15}, journal = {仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇, Research journal of Jin-ai University, faculty of human life studies}, month = {Feb}, note = {本稿では,鳥山敏子(1941 ~ 2013)が1980 年に小学4 年生を対象に行った「にわとりを殺し て食べる」授業の形成過程について考察した.その結果,以下の点が明らかになった.①「にわと りを殺して食べる」授業は,鳥山が初めて行った授業ではなく,社会科の授業を創る会のメンバー による複数の先行事例があった.②鳥山の「にわとりを殺して食べる」授業は,1974 年度に初め て行われた.先行事例にならって「狩りと採集の時代」に関する授業の一環として行われたものだっ た.③鳥山は,社会科の授業を創る会からの助言で,人と水との関わりをテーマとする授業を行っ ていたが,水が人の体内にもあるとの着想から「からだ」をみつめる授業を試行錯誤していった. その結果,「なってみる」活動が授業時に頻繁に取り入れられるようになっていった.④ 1980 年の「に わとりを殺して食べる」授業は,それまで行ってきた授業に加え,殺される側のにわとりに「なっ てみる」活動を盛り込んだことが新たな試みであった.また,その活動は,「狩りと採集」のワー クとして,後にしばしば行われるようになった.}, pages = {55--70}, title = {鳥山敏子における「にわとりを殺して食べる」授業の形成過程 1}, year = {2024} }