@article{oai:jin-ai.repo.nii.ac.jp:00000901, author = {石川, 昭義 and 森, 俊之 and 伊東, 世光 and Ishikawa, Akiyoshi and Mori, Toshiyuki and Ito, Seiko}, issue = {12}, journal = {仁愛大学研究紀要. 人間生活学部篇, Research journal of Jin-ai University, faculty of human life studies}, month = {Feb}, note = {レリバンス(relevance)とは,大学教育と職業という両者の適合度,整合性の度合いのことをいう.保育者養成教育におけるレリバンスについて,仁愛大学研究紀要人間生活学部篇第11 号(2019)では,若手保育者の職業意識から検証を試みたが,本号では,検証する2 つ目の手法として,施設長の考え方に焦点を当てるとともに,両者の考え方の異同にも着目しながら養成教育のあり方を考察することとした.本研究では,施設長を対象とした質問紙調査を行うとともに若手保育者と施設長に書面による意見聴取を行った.調査の結果,施設長は,若手保育者の仕事ぶりについて,若手自身の自己評価に比べて,やや厳しい評価をしているものの,施設長も若手保育者も,仕事を遂行する上での不十分さをほぼ共通の項目,すなわち,「子どもの発達過程の理解」,「保護者からの相談対応」,「障がいの理解と対応」,「乳児(低年齢児)の保育」で認識していることが明らかとなった.一方,「職場の職員との協調性」,「保育表現の技術」は,次のステップアップとして両者の間で大きなギャップがあった.また,施設長は,養成教育について「保育者の職務内容と責務」の充実を望んでいた.施設長の意見聴取においても,養成教育段階では,子どもや家族を取り巻く社会情勢の脈絡において,保育の意義及び保育者の使命を考える機会を作ることが重要との指摘があり,養成教育における現場と養成校との連携をさらに強くしていかなければならないこと,並びに,若手保育者が次のステップアップを希望していることに対して,現職教育による補完的な対応が不可欠であるとの結論に至った.}, pages = {17--29}, title = {保育者養成教育のレリバンス(2)施設長と若手保育者との意識の比較から考察する}, year = {2021}, yomi = {イシカワ, アキヨシ and モリ, トシユキ and イトウ, セイコウ} }