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アイテム
ラカンと禅仏教 絶対無としての現実界の言語化
https://doi.org/10.57426/00000633
https://doi.org/10.57426/0000063392f8b8ef-3722-40aa-95bb-3de83d54a799
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
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Item type | 紀要論文 / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||||
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公開日 | 2016-04-21 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | ラカンと禅仏教 絶対無としての現実界の言語化 | |||||||||||
タイトル | ||||||||||||
タイトル | Lacan and Zen Buddhism : The verbalization of the Real as Absolute Nothingness | |||||||||||
言語 | en | |||||||||||
言語 | ||||||||||||
言語 | jpn | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | ラカン精神分析 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 禅仏教 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 絶対無 | |||||||||||
キーワード | ||||||||||||
主題Scheme | Other | |||||||||||
主題 | 本来的自己 | |||||||||||
資源タイプ | ||||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||||
ID登録 | ||||||||||||
ID登録 | 10.57426/00000633 | |||||||||||
ID登録タイプ | JaLC | |||||||||||
著者 |
西村, 則昭
× 西村, 則昭
× Nishimura, Noriaki
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抄録 | ||||||||||||
内容記述タイプ | Abstract | |||||||||||
内容記述 | ラカンと禅は,言葉への根本的な問いをもつ点で共通性がある.本稿は,禅における見けん性しょうを絶対無の体験として捉えた上で,ラカンの考え方を用いて,絶対無としての現実界が言語化され自覚されるとき,そこにどのような論理が見出されうるかを,次のように考察した.言葉は現実界を切り取る(限定する,分節する)機能を果たすが,切り取った瞬間,それは意味(シニフィエ)を喚起するもの(シニフィアン)となり,物自体は失われる.しかし禅者は,その切り取る瞬間を捉え,物自体を見ることができる.その瞬間の論理が,即非の論理(鈴木大拙,1941,1950)である.シニフィアンを使用した言語活動は,シニフィエ(意味,イメージ)への執着によって,シニフィエの実体化をもたらす.絶対無は,そのような言語活動を否定するはたらきであると共に,そのはたらきによってあらわになる現実界である.そして本来的自己(真の自己)は,そのような絶対無のはたらきにおいてはじめて見出される,と考えられた. | |||||||||||
書誌情報 |
仁愛大学研究紀要. 人間学部篇 en : Research journal of Jin-Ai University, Faculty of Human Studies. 号 14, p. 1-14, 発行日 2016-03-31 |
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出版者 | ||||||||||||
出版者 | 仁愛大学 | |||||||||||
ISSN | ||||||||||||
収録物識別子タイプ | ISSN | |||||||||||
収録物識別子 | 21853355 | |||||||||||
著者版フラグ | ||||||||||||
出版タイプ | VoR | |||||||||||
出版タイプResource | http://purl.org/coar/version/c_970fb48d4fbd8a85 |